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【発酵食品】野田琺瑯の”ぬか漬け美人”を買って大満足♪おうちで簡単材料を使ったぬか漬けの作り方レポート

7月になり、スペインも本格的に暑くなってきて、夜はクーラーをつけて過ごすことも増えてきました。

今日は、少し前から始めたぬか漬け生活について話そうと思います♪

少し前に、手作り味噌を作るために、こちらで麹を売っているお店のサイトに訪れたときに、今までは販売していなかった「ぬか」を販売するようになっていたので、ぬか漬けが食べたくなり、麹と一緒に「ぬか」を注文してみました。

10年ぶりに発酵食品のぬか漬けを作って、久しぶりにぬか漬けを食べることができてとても感動しました^^

発酵食品である栄養豊富な漬物のぬか漬け

一汁一菜(いちじゅういっさい)という言葉はご存知でしょうか?

「一汁一菜」という言葉は、汁(汁もの)一品、菜(野菜)一品の食事のことを意味し、江戸時代には、この「一汁一菜」で味噌汁とぬか漬けとご飯で食べていたそうです。

ぬか漬けはそれだけ栄養が豊富で、栄養をバランスよく備えているのですね^^

ぬか漬けを始め、味噌や納豆などの日本伝統の発酵食品を作る微生物は、乳酸菌。

その乳酸菌は、腸内に住む細菌のうちの体に良い働きをする善玉菌です。

善玉菌は、体に悪さをする悪玉菌を抑え、腸の働きを促して便秘を予防し、肌荒れを防ぎ、免疫効果も高めてくれる万能選手ですね。

玄米に栄養が豊富にあるのは、有名ですね。ぬかは、その玄米の外側の部分です。

そのぬかと塩と水だけで、この栄養豊富なぬか漬けができています。

そこに、かつお節や昆布などの旨味成分を加えるだけでできるぬか漬けは、思ったより身近な簡単材料でできる栄養豊富な、日本が誇れる素晴らしい食べ物なんですね^^

野田琺瑯のホーロー製容器の”ぬか漬け美人”

野田琺瑯のぬか漬け美人という名前の漬物容器は、実は二代目です^^

日本でもこの”ぬか漬け美人“をぬか漬けに使っていて便利だったので、ぬか漬けをまた始めるなら、絶対ぬか漬け美人が欲しいな〜と思い、ネットで探して日本から送ってもらいました♪

日本から届いた野田琺瑯の”ぬか漬け美人”

ぬか1キロ用のサイズのぬか漬け容器です。

ぬか漬け以外でも味噌の保存にも使えるし、冷蔵庫に保存するのにもちょうどいい大きさです。

ぬか漬けは、かき混ぜ混ぜる必要があるので、ぬかを入れてもゆとりが持てる程度の大きさが必要です。

このぬか漬け美人は、やはり専用だけあって、混ぜるのにも絶妙な大きさで、冷蔵庫に入れるのも考えられた便利な大きさなんです。

磁器の水取器も付属しています。水取器があると便利ですね。

ぬか床の作り方が付属しています

箱にも作り方が書かれています

イラストで作り方が書かれているので初めてでも簡単にできますね♪

簡単手作りぬか床の材料

スペインで買える自然農法で作っているお米のぬかなので材料も安心な「KOME NUKA」です^^

材料

  • 米ぬか···800g
  • 水···800ml
  • 塩···105g
  • 昆布···6g
  • かつお節···6g
  • 赤唐辛子···刻み唐辛子(刻まない場合1〜2本)
  • 捨て漬け野菜···少量

※赤唐辛子は、雑菌防止のために入れます。刻まず1本そのまま入れれば使用した後取り出すことができます。スペインでは、乾燥刻み唐辛子しか手に入らないため、そのまま刻み唐辛子を入れました。

※捨て漬け野菜は数種類の野菜を用意します。野菜から乳酸菌などが出てぬかの中で増殖して、ぬか床を作るのに役立ちます。

↑実際に私が使用した材料です。

ぬか床作り

  1. 鍋に水と塩を入れて、軽くかき混ぜてから火にかけます。その後、塩が溶けたら、冷ましておきます。
  2. 大きなボウルに入れた米ぬかに、1で冷ました塩水を少しずつ加えながら、手で混ぜていきます。

3.次に、赤唐辛子、昆布、かつお節を加えて、さらに混ぜます。

※旨み成分になる鰹節や昆布はお好みで量を変えると独自の家庭の味になるのでおすすめです♪

※干し椎茸などを入れても旨味がさらに出るようですが、今回は手に入らなかったので入れていません。

4.できたぬか床を、保存容器に入れていれます。その入れる途中に捨て漬け野菜を入れていきます。今回は、キャベツの芯や少し古くなった大根、人参の端っこを入れました。

5.最後にしっかりと上から押さえつけて空気を抜きます。

6.ふたを閉めて、冷蔵庫に入れて保管します。

7.数日ごとに、ぬか床をかき混ぜて、捨て漬け野菜を新しいものに入れ替えします。それを3回ほど繰り返します。

我が家では、にんじんりんごジュースを毎日飲むので、その時に、皮を剥いておき、次の時は、その皮を入れたりしました。糖分は発酵の促進をするそうなので、糖度の高いものを選ぶとより良いそうです。

8.捨て漬け野菜が終わったら、次は、本漬けの材料を入れます。

私は、きゅうり、ナス、大根、にんじんを入れました♪

ぬか漬けを漬ける際に気をつけるポイント

ぬか漬けは時間が経つにつれて、野菜に糠が付くので段々と減っていきます。減ってきたと感じたら新しいぬか床(米ぬか100g、水100g、塩15g)を作って入れます。

また、水取り器に水がたまったら捨てます。

ぬか漬け出来上がり♪

スペインのきゅうりは太くて大きいのが一般的ですが、近所に小さめのきゅうりが売っていたのでぬか漬けに合いそうと思い、この小さめきゅうりを使いました。また、ナスは、日本のナスと少し違うこの白い筋が入ったナスが美味しくて好きなので、このナスを使ってみました♪

24時間で一度取り出してみました♪

きゅうりは小さめだったので、24時間でもしっかり味がついていました。ナスやにんじんは48時間くらいは漬けた方が良さそうですね。

10年ぶりのぬか漬けをいただきます♪

久しぶりのぬか漬けは本当に美味しくてぱくぱく食べてしまいました^^

まだまだ1ヶ月も経っていないので、ぬか漬けの本格的な味にはなっていないかもしれませんが、私には十分すぎるおいしさでした。

3-4ヶ月経つと本格派のぬか漬けになるので、頑張って育てていきたいと思っています♪

野田琺瑯”ぬか漬け美人”を使った感想

ぬか漬けに適した大きさと、ホーロ容器のおかげで、冷蔵庫の中で保管ができるので、毎日でなくても2日に一度くらい混ぜるくらいでも、美味しくぬか漬け生活が続けられます。そういう点でも、わざわざこだわって野田琺瑯を再度買ってよかったと思いました。

日本にいた頃も、何度かぬか漬けに挑戦していましたが、ぬか床は長期間美味しく維持するのは結構難しかった記憶があります。

でも、一から作り方を覚えてしまえば、もし仮に味が変化してしまい、美味しく維持できなくなってしまっても、また新しくぬかから育て直すのもいいかな、と思えました。

捨て漬け野菜で何度か漬けたりするのに期間はかかりますが、ぬか以外の材料はいつも家にあるものでできますね^^

そういえば、日本にいた時は、毎日、精米機でご飯を精米していたので、ぬかも常時ありました^^;

また、野田琺瑯のぬか漬け美人は、もし、ぬか漬けをやらない期間があっても、ぬか漬け以外にも、味噌の保存やお米の保存などもできる大きさなので、色々と使えそうです。

ぬか漬けは、ホーロー容器だけでなく、まずはお手持ちの保存容器で簡単にぬか漬けを楽しむこともできるので、作り方を見てみて簡単にできるな、と思われた方は、ぜひ挑戦してみてくださいね^^

それでは、また♪

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