【ていねいな暮らし】柴田徳商店の『おひつ』を使って毎日の食卓がより豊かに美味しくなりました♪
少し前、日本から来る家族に、こちらでは欲しくても買えないものをいくつか買ってきてもらいました。
その買ってきてもらったものの一つに柴田徳商店さんの『おひつ』があります。
炊飯器が普及する前の家には必ずあった『おひつ』。最近は、使わなくなってきましたが、私の実家では炊飯器からおひつに移し替えて今でも使っています。我が家でもとうとう『おひつ』を取り入れることにしました。
3合サイズと5合サイズを購入して愛用しています。今日は、その『おひつ』をご紹介します♪
Contents(目次)
博多曲物 柴田徳商店の『飯びつ』
事前に柴田徳商店さんにいくつか質問し、重ねて収納できる大きさの3合用と5合用の2つの飯びつをお願いしました。
届いた時も、5合用の中に3合用の飯びつを収納してくれていました。
柴田徳商店では、おひつの事を『飯びつ』という名称になっています。
柴田徳商店では、杉の薄い板材を曲げ、板の端を桜の皮で綴じ合せてつくる博多曲物のおひつです。
金属釘等は一切使わずに、桜の皮で止めて作り上げているので安全でナチュラルな素材のおひつ。そこが気に入り購入の決め手になりました。
一つ一つ丁寧に手作業で作り上げられていて、実際に手で触ってみた時はとても温かみが感じられました^^
『おひつ』とは?
『おひつ』とは、炊飯器や土鍋で炊いたごはんを移し替えて保存しておく容器のことです。
木製が主流ですが、最近は陶磁器製やセラミック製のおひつなど様々な素材で作られたものがあります。
『おひつ』の魅力
『おひつ』の魅力についてまとめてみます。
- 長細い桜の皮で縫うようにつなぎ合わせるため、非常に軽い。
- ウレタン加工などの加工を一切していないので、自然の木の香りがほんのり香ってきて、その香りがより一層ご飯を美味しく引き立てる。
- 木には調湿機能が備わっていて、炊きたてのご飯に含まれる余分な水分を吸収してくれたり、水分が少なくなってきた時にはそれを補うことまでしてくれるので、木のおひつでの保存は、ごはんの水分を最適な状態で保つことができる。
おひつには、このような水分調整が備わっていて、ごはん本来の美味しさを最大限に引き出してくれるのですね^^
『おひつ』を使うときに気をつけること
- 使用後の洗い方は、洗剤などは使わずタワシなどで木目に沿って洗う。つけ置き洗いも避ける。
- 綺麗な布巾でしっかり水分を拭き取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で24時間以上乾燥させる。
毎日使用したかったので、2つの「おひつ」を交代で使用することに。そのため2つ購入しました。
実際使用してみて気づいたことは、24時間以上しっかり乾燥させたほうが良さそうです。
半日ほど乾燥させて、しっかり乾燥できたと思い、蓋をして戸棚の中に入れてしまったことがありました。
その後、使用しようとしたら少し生乾きの匂いがしたような気がしたので、それ以降は24時間以上乾かす前には蓋をしないように風通しのよいところに保管しています。
ただ、おひつが二つあるので、家族が連続して同じおひつを使用してしてしまうことも、、、
この点は気をつけた方が良さそうです^^;
サイザル素材のスポンジを購入して、おひつ洗い専用にして使っています^^
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おひつの使用前 最初にやること
おひつには、底板に杉のしぶが残っているため、70度くらいのお湯を入れて冷めるまで置いてください、と言われていました。
3回同じことを繰り返せば底板のしぶがある程度抜けるそうです。
その後しっかり乾燥させれば使用できます。
ストウブで炊いた炊き立てご飯をおひつに♪
使用前に、濡れたふきんで軽く拭きます。ご飯がこびりつかないためです。
使用後が洗いやすくなります。
ストウブ·ララコットデゴハンMサイズで3合炊き上がりました^^
炊き立て3合のご飯を、今日は5合サイズのおひつに移しました。
蓋をして夕飯までしばらく保管しておきます♪
鍋で炊いたご飯をおひつに移す丁寧な暮らし
炊飯器は内側がテフロン加工でお米もこびりつかず、タイマーもありとても便利なのですが、、、炊飯器は手放しました^^
ごはんを鍋で炊いておひつに移して保管する、一見面倒な作業ですが、それでごはんがさらに美味しくなるこの『おひつのある暮らし』が気に入っています。
日々の生活をただ忙しくこなすだけではなく、手間と時間をかけて日常生活に向き合う丁寧な暮らしは、何か自分なりの楽しみ方が見つかってくるような気がしています。
『おひつのていねいな暮らし』よかったら一緒にはじめてみませんか?^^
それでは、また♪
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